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 ■“異端”の素顔とは

 作家による文学の新ジャンルや新たな文体への挑戦はほぼ試され、書き尽くされたのではないか。こんな想像を軽々とぶち破る“異端作”が登場した。第8回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作『トギオ』は、かつてない文体で新分野を拓(ひら)きながら、読者を異次元の文学世界へ引き込んでいく。

 同賞への応募は4度目の挑戦という。なぜ“このミス”だったのか?

 「ほかの賞の選考委員はたいてい小説家です。たぶん僕の小説は初めから選考ではじかれてしまうと予想できました。だからプロの読み手に判断してほしかったんです」

 “このミス”の選考委員は小説家ではなく書評家たち。そのプロの読み手はどう講評したのか。

 大森望氏は「冒頭の一行から尋常ではない」と驚き、茶木則雄氏は「一言で言って、ものが違う、と感じさせる異彩ぶりだった」と称(たた)え、吉野仁氏は「『このミステリーの枠を超えてすごい!』大賞は文句なしに、これ」と大絶賛した。

 異才が育(はぐく)まれた背景を探ると「大学時代にどうも自分は組織に向いていないなと気付きまして…」。現在30歳。就職活動を途中でやめたため社会人経験はない。自宅に引きこもり、いわゆるニートとして過ごしてきた。が、大学4年生のとき、本格的に小説を書き始める。同賞にこだわった理由は「選考委員の講評をすべて教えてくれるから」。弱点を克服しながら、独創的な文体を練り上げていった。

 貧しい村で激しくいじめられ傷つけられた主人公の少年が港町へ逃亡し大都会・東暁に流れ着く−という物語。東暁とは“歪(ゆが)んだ大都市・東京”を指すと想像できる。

 朝から昼過ぎまで執筆し、午後3時から散歩に出掛け、本屋で数冊買って帰宅、夕食まで執筆する。この生活を変えるつもりはないという。「賞金の使い途? 好きな本を買いたいです」。“異端”な青年の素顔は柔和だった。(宝島社・1470円) 戸津井康之

                  ◇

【プロフィル】太朗想史郎

 たろう・そうしろう 昭和54年、和歌山県生まれ。小学6年から中学卒業まで英ロンドンに在住。一橋大学卒業。

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# by 3p8lo3waox | 2010-02-12 17:31
 6日午前3時40分頃、岐阜県各務原(かかみがはら)市鵜沼三ツ池町の国道21号交差点で、信号待ちをしていた各務原署のパトカーに軽乗用車が追突、運転していた同署地域課の男性巡査(24)と助手席の男性巡査長(42)が首に軽傷を追った。

 車はそのまま逃走したため、追突されたパトカーが追跡。車は現場から約1・4キロ東の同市鵜沼各務原町の交差点角にある石柱にぶつかって停止し、同署員が運転席の男を道交法違反(事故不申告)の疑いで現行犯逮捕した。同乗していたもう1人の男は逃走した。

 発表によると、逮捕されたのはブラジル国籍の住所不詳、無職ハヤシ・ジェフェルソン容疑者(21)。飲酒検知したところ、基準値を上回るアルコール分を検出した。逃走した男もブラジル人とみられ、同署が行方を捜している。

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# by 3p8lo3waox | 2010-02-11 14:35
 妻の不倫に激怒し暴行を加え、死亡させたとして、傷害致死罪に問われた広告代理業粕加屋武宏被告(44)の裁判員裁判で、仙台地裁(卯木誠裁判長)は3日、懲役5年(求刑懲役6年)の判決を言い渡した。
 判決は「同様の事件の量刑は懲役3〜6年の範囲に分布している。命が奪われた結果は重い」と指摘した。弁護側は一人息子が刑務所に行くことを望んでいないとして、執行猶予を求めていた。
 弁護人は、判決が量刑分布に触れた点について「何のために市民を入れているのか。裁判員がどのような判断をしたのか。聞けるなら聞きたい」と話した。
 裁判員を務めた男性(48)は記者会見で「裁判長が言ったことがすべてです」と守秘義務を意識し、答えていた。 

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# by 3p8lo3waox | 2010-02-10 14:11
 長妻昭厚生労働相は2日、弱毒性とされる今回の新型インフルエンザに対して講じた対策の検証を行い、強毒性の新型インフルが発生した場合の対策を新たに検討する方針を明らかにした。長妻厚労相は「今回の新型インフルで見えた課題を検証し、備えを構築したい」としている。

 現在の行動計画は、平成15年ごろから東南アジアなどで強毒性の鳥インフル(H5N1)に人が感染し、死亡するケースが相次いだことから、鳥インフルが強毒性の新型インフルに変異することを想定し、17年に策定された。

 行動計画は新型インフルが発生した場合、飛行機内で検疫を行うことや、外出・集会の自粛などを規定し、感染拡大防止のため、国民の行動を大きく制限する内容となっている。

 厚労省は今回の新型インフルで取られた機内検疫や医療体制を検証し、新たな対策につなげる方針。

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# by 3p8lo3waox | 2010-02-09 18:40
 山梨県富士河口湖町で新聞販売店女性従業員が殺害された事件で、県警富士吉田署捜査本部は8日、強盗殺人容疑で指名手配していた元同僚で甲府市中小河原1、飲食店員、田中龍郎容疑者(57)を逮捕した。田中容疑者は「そんなことはしていない」と容疑を否認しているという。

 容疑は1月31日ごろ、同町船津の平尾恵美子さん(61)の自宅で平尾さんの首をビニールひもで絞めて殺害し、現金数十万円を奪ったとしている。

 捜査本部によると、田中容疑者は以前、平尾さんと同じ新聞販売店に勤務。田中容疑者から任意で事情を聴いていたが、5日に行方が分からなくなった。同日、遺体の着衣に付いていた遺留物のDNA型が田中容疑者と一致したため指名手配。山梨県警の捜査員が8日午後1時50分ごろ、静岡市清水区の温泉宿泊施設で見つけた。【中西啓介】

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# by 3p8lo3waox | 2010-02-09 01:06